スマホ対応・スマホ最適化

ネット活用法・スマホサイト対応のはなし

スマホサイトを作るためには、ユーザビリティーが高く使いやすいサイトにする必要があります。スマホはタッチパネルに対応するサイトになるため、ボタンが押しやすくする必要があります。携帯やPC向けサイトと異なる点がここです。

ボタンのスペースを大きくとられるため、画面デザインは従来のウェブサイトとは異なります。いかにわかりやすい画面遷移とするため、ボタン近くに明確な単語を書くことが重要となります。

また、対応ブラウザをより多くするため、できるだけ簡単なプログラミングにて作成する必要があります。スマホだけでも、ブラウザは、アンドロイド系のgoogleであったり、iPhone系のsafariが広く使われています。まだ、iPhone系は対応するiOSが6か7なので、OSの違いによる画面の相違が発生しにくいですが、アンドロイド系のOSはコントロールされておらず、沢山のOSバージョンが乱立しています。そのため、画面のディテイルにこだわり過ぎると、他のバージョンのOSで表示したときに画面が崩れ、画面すら遷移しなくなる可能性もあります。

ユーザビリティを考えて、分かりやすく、シンプルに作ることがポイントになります。

PCサイトをスマホ対応最適化するには

PCサイトはパソコンのWebブラウザでフル機能を使って表現出来るように設計されているため、スマートフォンで表示させると全ての機能を再現出来なかったり、レイアウトが崩れることがあります。そのため、PCサイトをスマホに最適化させる必要があります。

PCサイトをスマホに最適化させる方法として現在主流になっている方法は、レスポンシブデザインです。コンテンツをブロック単位に分けて回り込みなどを応用して、端末のディスプレイの幅に応じて、PCの場合は本来の表示方法で表示させたり、スマートフォンの場合は縦方向にコンテンツを表示させたりするというものです。

最近発売されているHTMLテンプレート付きのホームページ作成ソフトではレスポンシブデザインがテンプレートに組み込まれており、ユーザーは意識せずに、簡単にPCサイトをスマホ用に最適化させることが出来ます。PCサイトをスマートフォンに最適化させる利点は、別途スマートフォン用のページを作る必要が無く、より多くの人々にWebサイトを閲覧してもらうことが出来ることです。特にECサイトの場合には、閲覧者が増えれば、それだけ商機が増えて結果的に売り上げに直結します。また、デザインの統一感を引き出すことも可能です。

しかし既存のPCサイトをスマホに最適化させるには、やはり作り変えるなどの1からの作業が多くの場合に必要になります。実際にスマートフォンサイトを作るとなると費用も掛かりますし、管理も倍の工数になります。Web予算が少ない企業にとっては、確かに躊躇してしまう理由がよく分かります。

しかしながら、Netbiscuitsの調査によると、76%のスマートフォンユーザーがスマートフォン対応していないサイトを使わないそうです。そうなってくるとやはり対応しないわけにはいきません。そこでオススメなのがスマホ最適化ツール・モバイルコンバートです。モバイルコンバートはmujic.jpでおなじみのMTI社のツールになるので、なんといってもめまぐるしく登場する新機種にも事前に対応がなされていることが魅力です。変換ツールは数多くありますが、保守管理を考えればやはりモバイルコンバートが個人的にはお勧めです。

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